きれいの魔法 スキンケア 草野貴子

きれいの魔法では肌の悩みにまず保湿!疲れ解消 ベーシックスキンケアが特集されました。夏の終わりの肌はかなり疲れていますよね。そんな肌を立て直すために、形成外科専門医草野貴子(くさの・たかこ)さんが基本のスキンケアの見直し方を教えてくれましたよ。

秋に見直したいスキンケア
●その1 クレンジング・・・クレンジング料を正しく使いましょう
こんなことしていませんか?クレンジングの間違い
× ナチュラルメイクだけど、しっかり落としたいからオイルクレンジング
× 「クレンジング後は洗顔を」と書いてあるけど、そのまま
× 長い時間をかけて丁寧に落とす
× クレンジングしながらマッサージ
× お風呂のときに、シャワーで洗顔

<クレンジング方法>
  1. クレンジング料は少し多めに、乾いた手のひらに取ります。多めに使うことで肌への摩擦が減ります。
  2. クレンジング料を指先で、鼻や頬など皮脂の多いTゾーンに先にのせます。そのあと顔全体にのせて優しくなじませましょう。絶対にこすらないでください。
  3. 34度程度のぬるま湯でよくすすぎます。お湯の温度が高いと皮脂を取りすぎてしまい、乾燥してしまします。フェイスラインに洗い残しを作ってニキビになる場合もあるので要注意です。
  4. 洗顔料はたっぷり泡立て、クレンジングと同様に。泡の弾力を感じながら優しく洗います。洗い終わったらタオルでそっと押さえるように拭きます。
●その2  保湿ケア・・・ブースターを活用しましょう
<ブースター&化粧水の方法>
  1. 洗顔後すぐ、ブースターを手で顔全体につけてから、両手のひらで顔を覆うように押さえ、ハンドプレスでしっかりなじませましょう。
  2. 化粧水を手に取り、乾燥やザラつきなど、肌の状態を確かめながら顔全体に入れていきます。
  3. コットンに化粧水を取り、目元や小鼻の際、口元などの細かい部分や乾燥している箇所など、足りないとおもった部分につけ足してあげましょう。
  4. 両手でハンドプレスしてなじませます。ハンドプレスをしてもまだ表面に残っている感じがしたら、化粧水の量が多すぎるか、合っていない可能性があります。
  5. そのあと、美容液、乳液をつけてお手入れをします。必要ならクリームを。
●その3  たるみケア・・・保湿&マッサージ
対策1 保湿をしっかり
対策2 マッサージで代謝アップ

<マッサージの方法>
マッサージクリーム、または普段使っているフェイスクリームを少し多めに、顔全体と首筋に塗って滑りをよくしてからスタートです!
  1. 人差し指、中指、薬指の3本の指をそろえて額の真ん中に置き、こめかみに向かって優しく滑らせます。次に目の下に3本の指をそろえて置き、こめかみまで滑らせます。同様に小鼻の横に3本の指を置き、ほお骨の下をとおって、耳の前まで滑らせます。各3回行います。
  2. 手を軽く握るようにして、親指と人差し指で、あごをつまみます。あごから耳の下までフェイスラインをジュンジュンにつまんでいきます。3回行いましょう。
  3. 耳の下から、鎖骨の下へ向かって、首筋を両手で交互になでおろします。左右の手で各3回しましょう。反対側も同様に行ってください。

なんとなくしていた毎日のスキンケアも、こうして見直す機会があるといいですね!これで夏のダメージを改善できる気がしてきましたよ~。今夜のお手入れが楽しみ!お化粧のりがよくなれば、楽しく秋冬メイクできますもんね!