東京都知事選挙 2016

政治資金流用問題で舛添要一氏が辞職したことによる東京都知事選が7月14日告示されました。2020年東京オリンピックの準備や、政治と金の問題などが議論されるでしょう。

自民党は1999年以来の分裂選挙となり、野党4党統一候補とあわせ、有力候補と言われる3人の候補者の街頭で演説した内容をまとめてみました。参考にして下さい。都知事選は7月31日に投票、即日開票されます。

増田寛也 64 (自民・公明・日本のこころ推薦) 「都政の混乱 終止符を打つ」

知事になるのが目的ではない。都民のために何をするかだ。都政の混乱に終止符を打たなければならない。子育て、高齢化、災害の3つの不安の解消に取り組む。待機児童が8千人。実際にはもっと多い。知事に就任し1ヶ月以内に待機児童解消の地域別プログラムを作る。都民の負担を最小限にし、夢のある五輪、パラリンピックの実現に努める。


小池百合子 64 (推薦なし)「税金の使徒 透明性向上」

国政を離れ、一人の人間として組織やしがらみを超えて選挙に邁進する。税金がどう使われているのかを明確にしなければならない。透明性を高めどこで何を進めているか分からない都政をやめる。今こそ東京を大改革すべきだ。東京五輪・パラリンピックの関連予算もしっかり見ていく。介護や教育などさまざまな課題があるが、誰もが住みやすい東京にしたい。


鳥越俊太郎 76 (民進・共産・社民・生活推薦)

私は報道現場を51年間歩いてきた。東京都で今、何が問題になっているのかをきっちりと自分なりに見極め、それを変えていく。住んでよし、働いてよし、環境によしという3つのよしを実現していきたいと思っている。安倍政権の下で格差が生まれている。一緒に新しい東京をつくっていこうじゃありませんか。新しい東京をみんなで取り戻しましょう。

その他の候補者(他18名)

高橋尚吾32・谷山雄二朗43・桜井誠44・マック赤坂67・山口敏夫75・山中雅明52・後藤輝樹33・岸本雅吉63・上杉隆48・七海ひろこ32・中川暢三60・関口安弘64・立花孝志48・宮崎正弘61・今尾貞夫76・望月義彦51・武井直子51・内藤久遠59