きれいの魔法 ツヤ感ニュアンスメイク

きれいの魔法ではツヤ感 ニュアンスメイクが特集されましたよ。ファッショントレンドをふまえたメイクで、秋冬スタイルの完成度をアップ!ニューヨークを拠点に、トップメイクアップアーティストとして活躍中の吉川康雄(よしかわ・やすお)さんが、新鮮で取り入れやすいメイクを教えてくれます!

「ベースにツヤ、ポイントにニュアンス」
ベースに適度なツヤ感を出して仕上げると、立体感を強調し、かつ自然な印象になります。素肌に近い自然な印象の肌作りで、ポイントメイクもいろいろな色にトライしやすくなるんです。今シーズンのファッショントレンドは、まずモノトーンです。

ベース ファンデーション
1、下地クリームは適度なツヤが出るタイプで、のばした時に粉っぽくならず、肌になじむ質感のもを選びましょう。下地を顔全体にのばしていきます。
2、ファンデーションはカバー力があるものを選びます。スポンジの広い部分にとって、ポンポンとく押すようにして顔全体につけます。狭いところは、スポンジの角を使ってつけます。

チーク プレストパウダー
3、ピンク系の練りチークを、頬の高い部分を中心に、自然な濃さを鏡で確認しながら指の腹で軽くたたくようにしてつけていきます。ほんのりと均一に色がついたら、出したいイメージや効果によってさらに部分的に少しだけ色を重ねます。リフトアップ→上のほう、キュート仕上げ→内側、頬をシャープに見せたい時→頬骨下のくぼみの上半分。
4、プレストパウダーで仕上げます。柔らかい大きめのブラシを使って、顔全体をふわっとソフトな質感に仕上げます。付属の小さいパフを使うときは、つけすぎないように注意します。

アイブロウ アイシャドウ アイライン
5、ブラウンのアイブロウパウダーで太めのブラシで眉を描きます。眉頭のほうには明るい色を使い、色を混ぜながら全体を描きます。
6、眉毛がなく色が抜けている部分、真ん中のライン、眉尻などは、細めのブラシを使って濃い色で。
7、白のアイシャドウを、柔らかめのアイシャドウブラシを使って、眉下から上まぶた全体にのせます。目元の立体感を自然に強調する効果があります。細いアイシャドウブラシで下まぶたにも細くいれておきます。
8、明るいグレーを、細いブラシを寝かせて広い面を使って、上まぶたにのせます。
9、締め色のグレーを、細いブラシを立て、先を使って下まぶたの目尻側1/3に細く。
10、黒のペンシルアイライナーで、上まぶたのまつげの際にアイラインを入れ、上から9の締め色でぼかします。

ビューラー マスカラ リップ
11、ビューラーは根元に近いところ1ヵ所でカールをつけ、まつげを上に向けます。
12、ツヤのある黒のマスカラを、上まつげの根元からしっかりつけます。
13、シアーな色づきのピンクの口紅を、指先にとって塗り、完成です!

モノトーンのメイクってきつい印象のイメージでしたが、ツヤ感にほんのり薄づきのチークと、シアーなピンクのリップ。軽いグレーを基調としたモノトーンだからやりすぎ、カッコつけすぎ感もなく大人のメイクって感じでステキですね!