きれいの魔法 シンプルメイク Eita

きれいの魔法で、いつもきれいな人になる デイリーシンプルメイクが特集されましたよ。ヘア&メイクアップアーティストとして、パリで20年間暮らしていたEita(エイタ)さんがシンプルなメイクで美しくなれる方法を教えてくれました。日本人女性はまじめな分、メイクも丁寧できっちり。でも、素顔のよさを覆い隠してしまっている人も多いみたいですよ!

「Eitaさんから日本人女性へ、3つのアドバイス」
1、毎朝、鏡で自分の顔を観察しましょう。その日の調子に合わせてメイクもアレンジ!
2、肌は「隠すよりも見せる」気持ち。きれいな部分はどんどん見せましょう!
3、ポイントメイクは1点豪華主義に。1点にポイントを置き、ほかは極力ミニマムに仕上げることで、透け感のある魅力が演出できますよ!

メイク前に
<乾燥してきめが悪い>
ファンデーションの前に、保湿乳液でたっぷりと潤いを補給。
<くまや色ムラが気になる>
きめが整う程度に薄く塗り、そのあとに、コンシーラーでカバーしましょう。
<顔がむくんではれぼったい>
チークを骨格に沿ってしっかりと入れて、ほお骨の位置を強調しましょう。

ベースメイク/ファンデーション
ファンデーションは肌をカバーするものではなく、きめを整えて見せて、透明感を出すためのもの。というのがエイタさんの考え方です。ほとんどの場合、ファンデーションが必要なのは顔の正面だけです。
  1. 乳液でたっぷり保湿したあと、手の甲に直径1cm程度のリキッドファンデーションをとります。両ほお、額、あご、鼻の頭、の5点に置き、指先で顔の正面にのばしていきます。
  2. ある程度広がったら、指の腹全体を使って、スキンケアのような感覚でなじませます。手のぬくもりでファンデーションが肌に溶け込み、自然なツヤと透明感が出ます。
  3. 指先に残ったものを額の生え際にのばし、髪の内側までしっかりぼかし込みます。自然なグラデーションで顔に立体感が出て、つるんと丸く、女性らしい顔立ちに仕上がります。
  4. フェイスラインから首筋に向けて指の腹でぼかし込み、塗らない部分との境目をなくします。最後に顔全体を手で包み込み、ファンデーションを肌と一体化させます。
コンシーラー
いちばん色が濃い部分だけに塗って、抜け感を出します。
どの部分もなじませ方は共通。指の腹でトントンとたたき込んでいきます。
くま・・・目頭の下の濃い部分と目尻のくすみにも少量塗ります。
小鼻の赤み・・・小鼻を囲むように、薄く伸ばします。
たるみ・・・ほうれい線と口角の下側を明るくするだけで、たるみが払拭されます。

チークとフェイスパウダー
  1. まずは指でほおを触り、ほお骨の位置を確認します。クリームチークを中指の腹に取り、ほお骨のいちばん内側にのせます。さらに外側に向けて、点々と置きます。
  2. 指の腹で周辺になじませ、やや外上がりの楕円形にぼかします。ほお骨が強調されて立体感が出ます。顔がむくんでいる時はやや下に入れると引き締まった印象に。
  3. フェイスパウダーを、大きなブラシの内側までたっぷり含ませます。手の甲でトントンと払って量を調整し、つけすぎを防止します。
  4. まずは顔の中心部にのせ、鼻筋と小鼻、口元、あごにのせます。手借りやすい部分に塗り、ほおはファンデーションの自然なつやを生かします
ポイントメイク
1点豪華主義で、目もチークも口も・・・と完璧にしてしまうと、抜け感がなく、その人の魅力も覆い隠されてしまいます。その日の服の色に合わせてメイクのポイントを決めれば、会うたびに印象が違う「いつもきれいな人」になれますよ!
黒い服の日には・・・「赤リップ」を主役に。
ベージュの服の日には・・・「ピンクチーク」を主役に。


乾燥するこの季節は、ファンデーションが浮くこともありますよね。この方法ならしっとりふっくらした肌に見えますよ。私も早速やってみましたよ。透明感も出て、素肌みたいでお気に入りです!